4日目 ガンジスの河岸・・・沐浴、ヨガ、説教、洗濯、火葬等々
手漕ぎのボートに乗る
今日は、早朝ボートに乗って、朝日に染まるガンジス河の沐浴見学。ホテルを5:30に出発。まだ夜明け前の昨日と同じ道をガンジス河に向かう。 ガイドさんから、今日は安倍首相が来るので、警備の関係からボートには乗れないとのこと。皆さん一様にがっかりした様子。
昨日と同じガートに着く頃まだ薄暗いにもかかわらず、すでに裸になって川に浸かったり、潜ったりしている人もいる。我々の見た限りでは、川の水はかなり汚れ、とても浸かれるような川ではない。 ガイドさんが、近寄って来た人と何やらしばし交渉している。まとまった話を聞くと、小さな手漕ぎのボートになら乗れるとのこと。どうも規則違反のようだが、それなりの裏の取引があるようだ。定員十数名の小さなボートで、私たちグループには丁度良い。
河岸では様々な動きが・・・
ガンジス河の河岸に沿ってゆっくり移動していく。 曇り空で朝日は全く見えないが、次第に白みかけてきたあちこちのガート(岸辺から河に向かって没している階段状の堤のこと)では、人々の様々な活動が見えてくる。沐浴する人、ヨガをする人、僧の話に聞き入る人たち、洗濯をする人、そして遺体を組んだ木の上に上げ、火葬の準備をする人たち。河岸には王侯の館や寺院、高級住宅がびっしり並んでいる。ボートにお土産を並べて寄ってくる人たちもいる。
特設の観覧台が作られていた
1時間くらいかけて河岸を往復し元の場所に戻ると、かなり明るくなり昨日は見えなかった周辺の様子も見えてきた。昨日見たプージャの会場のすぐ隣には、今夜、安倍首相とモディ首相が一緒にプージャを見る特設の台が作られており、いろいろな準備が進められている。今夜ここで、私たちが昨日見た同じ儀式を、安倍さんが見ると言う偶然はなかなかのものである。
チャイの美味しさを実感する
明るくなって来た道を戻る通りには、安倍首相の歓迎ののぼりや看板が数多く掲げられ、私たちの通過中も懸命に清掃していた。 昨日はかなりあったゴミがきれいに掃除されている。ガイドさんによると、モディ首相の出身地がこのベナレスらしい。安倍さんを自分の故郷に招待し、プージャの儀式を一緒に見るということは、それなりの思い入れがあったと思われます。身体が冷えてきたので、道端でやっているチャイの店に寄り、一杯20円のチャイを頼む。それぞれのお店には、作り方にこだわりがあり随分丁寧に作ってくれる。生姜の味がよく効いて大変美味しく皆さん満足していた。
霧で3時間半も遅れる
その後ホテルで遅い朝食を摂ったあと、アグラへ向かうためベナレス空港へ向かう。朝から霧が深かったため、飛行機の出発予定11:30が、結局3:00の出発となってしまった。空港では安倍、モディ首相二人の到着を待つ関係者たちが、飛行機の到着遅れから手持ち無沙汰に待つ姿が見受けられました。
インドの結婚式は派手派手
ホテルには午後6:00頃到着。ホテルは「JAYPEE PALACE」という大きな贅沢なホテルだ。 いつもより早いホテル到着だったので、ゆっくり夕食を摂る。夕食後、ホテルの敷地内で結婚式をしているらしいとの情報で見学に行くと、さすがインドの結婚式、はではでな飾りで、まるでダンスパーティーかからおけパーティーのように賑やかに行われていた。明日はいよいよタージ・マハルだ。早朝のタージ・マハルを見に行くため早めに寝る。 |