6日目  マチュピチュ - オリャンタイタンポ - ウルバンバ 







 

 6日目 太陽の門からウルバンバまで

 インティプンク(太陽の門)へ上る 

  今日は 、マチュピチュ遺跡の「見張り小屋」から、更に上がったインティプンク(太陽の門)へ行く。昨日と同じように9時のバスに乗り、マチュピチュ遺跡の入口に9:30に着く。天気は少し雲が多いが日差しも弱く、登山には絶好の天気だ。

 道の傍では可憐な花が迎えてくれる

 まず見張り小屋まで行き、石を敷き詰め、側壁は石を積み上げて補強したインカ道を登ってゆく。目的地の太陽の門までは約1時間の道のりだ。結構急な坂道ではあるが、よく整備されていて上りやすい。途中様々な可憐な花が目を和ましてくれる。
 
 
  タンボと儀式の石

   40分ほど行くと、当時宿泊や休憩所として利用されていた「タンボ」と呼ばれる石造りの施設がある。当時は、宿泊所や休憩所として使われていたらしい。そのすぐ横には儀式の石と呼ばれる大きな岩があり、やはり何かに使われていたのか細工が施されている。ここまで来るのに、年寄りには少々きつい坂道だったので、数人はここで待機となる。

   標高は2772m
 
   更に上に行くと、断崖絶壁の細い道を人一人がやっと通れる危険な箇所が何か所あったが、無事太陽の門に到着。ここの標高は2772m、マチュピチュが2400mだから、マチュピチュからは400m近く上ったことになる。大きめの砦のような石積の建物があり、昔、インカの人たちは、マチュピチュに行くには、必ず、この場所を通らなければならず、関所のような役割を果たしていたと言われている。

  眼下に壮大な景色が・・・

  目も眩むような絶壁を、注意して上ると、遥か下の方に、ハイラム・ビンガム・ロードがくねくねと崖を刻み、向こうには、マチュピチュの遺跡が静かに佇んでいる。大きなリュックを背にした人がいるのは、オリャンタイタンポから、数日かけて、インカ道を歩き、マチュピチュまで行くトレッキングコースが人気があるかららしい。

 
  駅ではフォルクローレの演奏が

   しばらく休憩の後、同じ道を下り、またバスに乗ってマチュピチュ村まで戻る。街のレストランで昼食を摂ってから、展望列車に乗るためマチュペチュ駅まで歩く。駅はかなり混んでいたが、待ち時間の間に、ロビーでは、フォルクローレが演奏され、あまり退屈はしなかった。

 熱心な乗務員さん達

 列車内では、乗務員さんたちが仮面をかぶって踊ったり、アルパカ製品の服やセーターを着てファッションショーをしたり、随分熱心に宣伝をし、売り上げに頑張っていた。 列車は、来た時と同じように、ウルバンバ川に沿って、私たちに雄大な景色を見せてくれ、定時にオリャンタイタンボ駅に到着した。

 ウルバンバはかなり辺鄙なところ
 
 オリャンタイタンポ駅から、またバスに30分ほど乗り、ウルバンバの町にある、今夜のホテル「マベイウルバンバ」に到着。添乗員さんによると、クスコは標高が高いので、高山病の心配があり、この地域はその点低いところにあるので心配はないとのこと。しかしここはかなり辺鄙な所で、部屋の感じも薄暗く、まともに書類等は読めない。一同で夕食を摂ったが、宿泊客は我々14名だけのようだ。おまけにシャワーを浴びようと温水を出そうとしたが、ほぼ冷水。わずかに生暖かさがあったので、我慢してシャワーを浴び、疲れてもいたので早々に寝る。 

     
よく整備されたインカ道     タケノコが生えていました
     
     
整然と石垣が組まれています     険しい谷間にはウルバンバ川が
     
     
タンボと儀式の石    皆さん黙々と登っています
     
   
 数多くの花が咲いています   マチュピチュとワイナピチュ 
     
   
インティプンク(太陽の門)の標識
高度2720mと書いています 
   インティプンク(太陽の門)の石組み
     
   
インティプンク(太陽の門)から眼下を見る
画像をクリックすると動画が始まります。
(1分17秒) 
  インティプンク(太陽の門)の上から
石組みを見る 
     
     
マチュピチュの 町の中を電車が走る   マチュピチュの駅 
     
     
マチュピチュの駅の中で 
画面をクリックすると動画が始まります
(1分09秒)
  展望列車の内部