2 日目   リ マ 








 2日目   11月26日(土)

 リマに到着

 8時間20分のフライトの後、9:00頃リマに到着。やっぱり窮屈でほとんど眠ることは出来なかった。けれどそれ程眠い訳ではない。

  時差は14時間

 ペルーはロスアンゼルスとは3時間の時差があり、結局日本よりすべてが14時間遅くなることになる。地球は一体なのに、時間が異なるという考え方に、まだついていけない。

 リマは大都会
 
 飛行機から降り、そのまま、すぐバスに乗り込む。今日は一日世界遺産リマ市街の観光だ。ペルーの首都リマ市は人口890万人の大きな町だ。太平洋に面し年間を通してほとんど雨が降らない。アルマス広場がある旧市街は歴史のある地域ではあるが、新市街は大きなオフィスビルや高級商店が並び、まさに大都会の様相で、急速な発展を続けている。フジモリ大統領になってからは、治安も急速に改善し安全な街になりつつあるようだ。

 途中今日の宿泊先「シェラトン・リマ」の前を通る。その名の通り立派なホテルだ。真正面に最高裁判所があり、すぐ横には大きなスーパーマーケットがあり立地も素晴らしい。

 アルマス広場
 
  ここから2kmほど先にアルマス広場はある。リマへ首都を移すと決めたフランシスコ・ピサロは、スペイン風にアルマス広場を中心に町を築いていった。アルマス広場は今も旧市街の中心で、大統領官邸、カテドラル、サンフランシスコ教会、サントドミンゴ教会、リマ市役所等があり、多くの観光客で賑わっている。

 複雑な思いで建物を見学

 広場のすぐ横でバスを降り、サンフランシスコ教会は内部まで見学した後、大統領官邸、カテドラルと見て回る。どれもコロニアル風の豪華な建物だ。
 私にとっては、この様な豪華絢爛な教会が、インカ帝国の金銀財宝の収奪の上に建造されたものとの意識があったので、どうも素直な気持ちで見ることはできなかった。

  ミラクローレス地区へ

 しばらく周辺を見学した後、アルマス広場からほぼ10kmほど離れた太平洋に面したミラクローレス地区に行く。ここは落ち着いた高級住宅地でもあり、日本の湘南海岸のようなリゾート地でもあるようだ。

  恋人たちの公園
  
 バスを降り少し歩くと「恋人たちの公園」がある。公園の真ん中には恋人同士が抱き合ってキスをしている巨大なモニュメントがある。いくら芸術とは言え、公園にこの様な像を作る発想は、日本では考えられないだろうと思う。すぐ横では、若いカップルが、ふざけながら懸命に真似をしている姿もあった。

 眼下の海岸では大勢の人たちが楽しそうにサーフインに興じている姿があり、日本の季節とは真逆なんだなあと感じさせられた。

  ベビーアルパカ製品  
  
 その後日本人がやっているというお土産屋さんに行き、皆さん思い思いに購入していた。人気はやはりベビーアルパカ製品が人気だった。

 昼食後の予定はない。これまでちょっときつかったので、年寄りたちには休憩をたっぷり取れることは何よりだ。ホテルで一旦解散し、部屋で休憩を取る人等、さまざまではあったが、私は少し休んだ後に、隣のスーパーマーケットで何を買うでもなくブラブラ過ごした。

 
 賑やかなデモ

  部屋に帰り、窓から前の通りを見ると、何やら大勢の人たちがプラカードを掲げて最高裁判所の前まで来て集会をやっている。そのうち、声を張り上げ、大きな太鼓を打ち鳴らし、抗議活動をやっているようだ。その太鼓のリズムが、多くの人の血を沸き立たせるように単調で、またリズミカルで中々いい。何を訴え、何を抗議しているのだろうか・・・・。夕食時間まで時間があったのでしばらく見入っていた。
 

     
近代的なビルが建っています    シェラトン・リマ
     
     
ホテルの丁度向かえの最高裁判所    サンフランシスコ教会 
     
     
サンフランシスコ教会の内部     アルマス広場の横手
     
     
アルマス広場  リマ市庁舎    アルマス広場 カテドラル
     
     
アルマス広場で憩う女性たち    大統領官邸で監視する兵士 
     
     
大統領官邸正面    大統領官邸正面玄関 
     
   
翻るペルー国旗    ミラフローレス地区の海岸公園 
     
   
恋人たちの公園 
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(1分20秒)
  恋人たちの公園直下では多くの人たちがサーフインを