七日目 エレヴァンからトビリシへ(ここをクリックすると地図が出ます) 重厚ながら明るい共和国広場 今回の旅行は、今日が最後と思うと何かあっけなく物足りない気もするが、このくらいが我々には丁度いいような気もする。今日はこのまま日本に向かう飛行機に乗るので、荷物をすべてまとめてバスに乗り込む。 ![]() アルメニア文字を記念した文字公園 ここから少しバスを走らせ、アルメニアで最も高いと言われるアラガツ山(4090m)の山麓にある文字公園に行く。 ![]() 壺の中で焼く美味しそうなパン ![]() アルメニア地震の震源近くを通過 更に進むとスピタクという町に入る。ここは1988年12月のアルメニア地震の震源に近く、この町だけでも4,000人の人が亡くなったようだ。そしてこの周辺では4万人の死傷者が出て、40万人以上の人が家を失ったと言う。現在は大分復興しているようだが、コーカサスでもこの様な大きな地震が起きるとは驚きだ。 ![]() 以前アルメニアの山には木が無いことを紹介しましたが、珍しくこの辺りの山の裾野に、木が生えているのを発見。少しホッとしたが複雑な気持ちでもあった。 更にバスは進み、一昨日通った谷あいの銅山の町アラベルディを通過する。先程私たちがいた場所はかなりの高台だったのか道路はひたすら下って行く。そして2日前越えた国境の検問所を通り、一路ジョージアのトリビシに向かう。印象としては、やはりアルメニアの少し停滞した感じから、ジョージアに入ると、人や車の動き、街並みや活気が明らかに異なるようだ。 メテシ教会 ![]() ![]() 繁華街ゴルガサリ広場 ![]() ![]() 帰路も同じドーハ経由 トビリシの空港でも、結構慌ただしく出国手続きをし、21:35カタール航空358便に乗り込みドーハに向かう。ドーハには23:35到着、来た時と同じようにドーハの空港で待機、1:55カタール航空806便で成田に向かい、ほぼ10時間かけ、11月1日17:55成田着。成田からはいい時間に千歳行きが無いので品川泊まり。翌日羽田から千歳に向かい、何事もなく無事札幌に到着。 比較的短い旅ではありましたが、未知の世界を垣間見ることができました。そして、それぞれの国や地域には、重く深い歴史を抱えており、強い衝撃を受けた旅行でもありました。 |