12月4日(2日目) オークランド

部屋には窓が無い

ほとんど眠れないまま朝になり、朝食が出る。といってもニュージーランド時間に合わせてあるので、日本時間では夜中の2時。食欲はほとんど無いが、シャケの焼いたものと、ごはん、まァまァか!

到着予定時間8時5分より5分ほど早く到着する。しかし搭乗機が来ない、運転する人が来ないらしい。結局機内から降りるのは10分ほど遅れてしまう。
このニュージーランド航空の機長の英語の説明はほとんどわからない。幸いこの飛行機は、NZ航空と日航の共同運航であったため、日本人の乗務員が乗っており、日本語での説明が後に続いてあったため対処出来たが、こんなことでは一人で他の国には行けない。

オークランド空港は意外に空いており、入国手続きは簡単に済む。空港ではまず、顔を洗い、歯磨き、トイレ。それから朝のコーヒーを飲みゆっくりする。

オークランド空港から市内への移動はエアバスでと思っていたが、どこから出発するかわからない。案内窓口で聞こうと思ったが、どうも寝不足で朦朧としているので、英語で聞くのが面倒くさい。

結局話しかけてきたタクシー運転手の車に決め乗り込む。
いろいろ話しかけてくるが半分くらいしか理解できないのに、日本から一人で来て、これからほぼ半月間北島を旅行する、そして、まず明日はパイヒアに行く予定だと話す。

そのうち何か狭い街中を無理に走っているような気がする。いざ、支払いの段になると66ドルだと言う。出発の時は55ドルだと言っていた筈だ。仕方なく70ドルを払ったが、おつりをくれない。運転手は頭っからおつりを払う気がないようだ。どうも足元を見られたらしい。また英語で文句を言うのも面倒なので、まァいいかと済ましてしまう。

今日の宿の「Surf’N’Snow BackPackers」は名前はいいが、想像以上に小さく、部屋の大きさはまずまずではあるが、部屋には何も無い。第一窓が無い。石鹸、シャンプー、冷蔵庫、テレビ、ドライヤー等の必需品も何も無い。ただ、扇風機が一台コトコト回っているだけだ。
こんなことだろうと一応揃えて持ってきたが、何といっても一番役に立ったのは「物干し」だった。ただ、立地条件だけはいい。オークランドに行ったらまずスカイタワーに上ろうと考えていたそのSky Towerの直ぐ側、50mくらいしか離れていない。

早速荷物を置き、スカイタワーに上る。360度の眺望でいい眺めだ、おまけに天気も良く、視界もかなりいい日であったので、オークランドの街が手に取るように分かる。ここで明日向かうノーザンモーターウエイ(高速道路)を確認する。

その後、宿舎の直ぐ隣にあるコーヒーショップで、コーヒーとあまり良く分からないがフレンチトーストを注文する。しかしかなりな大きさのため食べきれない。

その後、フェーリー乗り場、ヨットハーバー、繁華街店を歩き回る。少し疲れたので宿に帰り少し寝る。それからまた外出し、ビール2本、ワイン1本、つまみのチーズを買って来て、シャワーを浴びる。シャワールームが狭すぎて、うまく身体を洗えないが、なんとか洗いビールがぬるくならないうちの飲む。ワインはコップが無いので、ラッパ飲みで胃に収める。ここの夜9時はまだまだ明るい、夕暮れ時と言う感じだ。9時半に寝る。

ホテルの前で3人乗りのバンジージャンプ 港はさまざまなヨットでひしめいていました。
オークランド・アートギャラリー アジサイが綺麗です